Empirix

顧客視点により、コンタクトセンターの音声アプリケーション性能を最適化 負荷テスト装置 Hammer FX

顧客との最初の接点をつかさどるコンタクトセンター・システムは、高い信頼性と可用性が要求されます。現在、多くのコンタクトセンター・システムはPBX、ACD、IVR、CTI、データベース、ネットワーク機器などにより複雑に構成されています。このため各コンポーネント単体では仕様を満たしているのにも関わらず、システム全体として大量のコールを受けたり、中の一つのコンポーネントがバージョンアップ等で変更されることにより、予想外の振る舞いをすることがあります。
 運用に入ってから、「コールが突然切れてしまう」「片方向の音声が聞こえない、聞きにくい」「自動音声応答に時間がかかる」などの問題が発生すると、その問題の終息には手間と時間がかかり顧客サービスの品質に重大な影響を及ぼします。
 エンピレックスが提供するHammer FXは、コンタクトセンター・システムの構築環境においてこれらの問題をあぶりだし、設計どおりの性能を実装しているかどうかを検証する負荷テスト装置です。豊富な機能により音声アプリケーションレベルまで検証し、顧客視点による最適化された性能の実装を支援します。

特徴

  • 公衆網とコールを受ける電話機を擬似することによりアウトバウンドコールセンターの負荷テストを実施
  • 電話端末および顧客の操作を擬似することによりインバウンドの負荷テストを実施
  • 構築中の環境で、公衆網回線を用意することなく実コール同等の大量のコールを生成
  • DTMFトーン、音声、Faxの送/受信機能を提供。これによりコンタクトセンターの顧客のコールを正確に擬似
  • 自動音声応答システムのプロンプト認識機能により、負荷テスト実施中にコールフローの正常性を確認可能
  • 製品レンタルとしてご提供。更にご要望に応じてエンピレックス・エンジニアを現場に派遣するテストサービスもご提供

Hammer FX による[インバウンドアプリケーション]の負荷テスト例

クリックすると拡大します

 このインバウンド検証環境では、Hammer FX TDMで電話をかける側とISDN網を擬似し、INS1500 18回線414chの着信コールを繰り返し発生させています。検証ラボには3拠点のコンタクトセンターシステムと同等の装置が設置され、IVRフローを含めたシーケンスを全チャネルで同時実行し、PBX, IVR, CTI, データベースにサービス開始後と同等の負荷がかけられます。机上の設計どおりに装置が安定的に動作し応答するか、エンドユーザの立場から確認できます。

事前にあぶりだされる問題点の例

  • 300以上のコールが一斉に着信すると、システムの応答速度が急激に低下し音声応答が16秒間以上も無音になる
  • 回線に20%の空きがあるにもかかわらずビジーが頻発する
  • 一部のコールの通話録音がされない 等

Hammer FX による[アウトバウンドアプリケーション]の負荷テスト例

クリックすると拡大します

 このアウトバウンド検証環境では、Hammer FX TDMでINS1500の局線20回線460chを擬似し、実回線なしに多数の電話機へのアウトバウンド発呼テストができます。内線側はVoice over IPとなっており、Hammer FX IPでIP電話機の擬似をしています。Hammer FXはTDM側とIP側で音を互いに送りあって音が通るかを確認でき、無音の通話や片通話を事前に防ぐことができ、通話が録音されたか確かめることもできます。

事前にあぶりだされる問題点の例

  • オペレータ120席までは正常動作、121席目以降は接続しない
  • 20回線のPRIが75%しか利用されない
  • 発呼、切断を5000回繰り返すと無音の呼が散発する 等

機能 〜 負荷テストの流れ

はHammerの機能名称です)

STEP1 テストシナリオ作成

テストビルダー
テストビルダー

※クリックすると拡大します
Hammer Visual Basic
Hammer Visual Basic

※クリックすると拡大します

負荷テスト時のコールの内容をスクリプトとして記録します。例えば「受話器を上げる」→「ダイヤル」→「音声ガイダンス内容確認」→「プッシュボタン入力」など、Hammerで擬似するアクションと期待する応答内容を記録します。

テストビルダー

直感的なラダーダイアグラムで動作を入力することにより、HammerがHammer Visual Basicスクリプトを自動生成

Hammer Visual Basic(HVB)

HVBの直接編集機能により、条件分岐やチャネル間の連携動作などの複雑なテストシナリオにも対応

STEP2 スケジューリングと負荷設定

テストプロファイラ
テストプロファイラ

※クリックすると拡大します

1回のテスト内容をテストセットとして登録します。いつ、どのような、どのくらいのボリュームでコールを生成するかを設定します。

テストプロファイラ
  • 任意の時刻およびコール数を指定
  • 負荷パターンは、一斉発呼、一定呼量、徐々に発呼と切断の繰り返し、ポアソン分布等に対応
  • 複数のテストシナリオを同時に実行可能

STEP3 負荷テスト実施

システムモニタ
システムモニタ

※クリックすると拡大します
コールサマリモニタ
コールサマリモニタ

※クリックすると拡大します

実行ボタンをクリックするだけで、ステップ1・2の設定にしたがって発呼し負荷テストを実施します。またテスト実行中にはリアルタイムで状況を確認することができます。

システムモニタ
  • 個別のコールごとにリアルタイムで発呼/着呼状況、シナリオ進捗状況を表示
  • スピーカーからの音声出力機能
  • 実行中に回線別にテストの停止可能
コールサマリモニタ
  • 発呼数、成功呼数、コール/秒、コール長、接続数の変化を、リアルタイムでグラフ表示

STEP4 テスト結果分析

レポート
レポート

※クリックすると拡大します

個別のコールごとに成否、コール時刻、コール長、着信電話番号、呼処理時間、エラー理由をHammerが保存。テスト結果データを集計する手間なく、結果をすぐに分析することができます。

レポート
  • 定型フォーマットの各種レポートを自動生成
  • カンマ区切り、エクセル、HTML形式で出力可能

仕様

Hammer FX TDM 仕様

Hammer FX TDM
  • システム容量
    T1: 2〜28スパンまたは E1: 2〜28スパン
    アナログ: 8〜192ポート
    呼量 〜60 call/sec
    複数のHammer FX TDMを1つのGUIから統合制御でき、アプリケーション、試験対象システムに応じて台数はスケーラブルに変化可能
  • テレフォニ インタフェース
    アナログ FXO
    ディジタルT1 or E1
  • シグナリング
    アナログ: Analog loop start、なし
    ディジタル: Wink start、ISDN PRI & NFAS、SS7 ISUP & TUP、なし
  • メディア
    G.711A、G.711μ
    DTMF、トーン、音声、FAX、各々の送受信
    音声プロンプト認識
    音声品質テスト
  • ハードウェア・OS
    ラックマウント型
    19インチ ラックマウント 5U
    Pentium 2.4GHz、1GB RAM、60GB HDD、CD-ROM、FDD
    10/100 イーサネットNIC
    T1: 28スパンまで、または E1: 28スパンまで、またはアナログFXO: 192ポートまで
    Windows 2003
    ポータブル型 [Hammer TransPort]
    W406mm×H273mm×D216mm、重さ約10kg
    Pentium 1.7GHz、512MB RAM、40GB HDD、CD-ROM、FDD
    10/100 イーサネット
    T1: 12スパンまで、または E1: 12スパンまで
    アナログFXO: 24ポートまで
    14.1インチXGA TFT液晶ディスプレイ内蔵
    キャリングケース
    Windows 2000

Hammer FX IP 仕様

Hammer FX IP
  • システム容量
    288 IPエンドポイント(シグナリング+メディア)、500エンドポイント(シグナリング)
    複数のIP電話機の擬似
    複数のIPアドレスの擬似
    呼量〜60 call/sec
    複数のHammer FX IPを1つのGUIから統合制御でき、アプリケーション、試験対象システムに応じて台数はスケーラブルに変化可能
  • シグナリング機能
    SIP User Agent、MGCP、H.323v4、Cisco Skinny端末として動作
    発呼、着信応答、保留、転送、カンファレンス
  • メディア機能
    RTP G.711A/μ、G.723.1 (5.3kbps、6.3 kbps)、G.726、G.729AB
    DTMFディジット送出及び認識(Passthrough、RFC2833)、実音声プロンプト、トーン、FAX(T.38)の送出と受信
    受信音声録音
  • 音声品質測定
    PESQ(ITU-T P.862)測定に対応。 PAMS は追加ライセンス
  • ハードウェア・OS
    19インチラックマウント 1U
    デュアル 2.8GHz Xeon CPU、2GB RAM、80GB HDD、CD-ROM、FDD
    4ポート 10/100/1000 イーサネットNIC
    サウンドカード
    80GB ハードディスク
    電源 100-240 VAC、 350W
    Windows XP
お問合せ

  • サービスに関するお問合せはこちら
  • 電話でのお問合せもお気軽にどうぞ TEL:03-5457-2341
 
 

会社概要
ニュース&イベント
お問合せ

サポートセンター
ダウンロードセンター
 
 
 
   
リーガル  |  プライバシー